日本で自動車を所有ために払う税金は高すぎる。そしておかしい。
２回目の車検をようやく終えてまだGTR のオーナーでいられることに幸せを感じます。
今回の車検時に支払った重量税32,800円、今年の自動車税56,800円。
所有するだけで毎年6万近く、車検の年には9万円も取られるなんて高過ぎると思ったので自動車税について調べてみました。
日本の自動車税は排気量ごとにクラス分けされています。その中で一部の環境配慮に適合した車にはエコカー減税なるものが設定されており、初回の車検までの間自動車税が割引されます。
自分の車の自動車税が高いのは百も承知なことですが、今回見てみてわかったのは一般的な1000-1500ccの車ですら34,500円もするということです。
以下年間自動車税の早見表
通常の税額(エコカー減税適用前)
乗用車
総排気量１リットル以下
29,500円
総排気量1リットル超
1.5リットル以下
34,500円
総排気量1.5リットル超
2リットル以下
39,500円
総排気量2リットル超
2.5リットル以下
45,000円
総排気量2.5リットル超
3リットル以下
51,000円
総排気量3リットル超
3.5リットル以下
58,000円
総排気量3.5リットル超
4リットル以下
66,500円
総排気量4リットル超
4.5リットル以下
76,500円
総排気量4.5リットル超
6リットル以下
88,000円
総排気量6リットル超
111,000円
一般的な1000ccクラスの車でも3万円超、車にさほど興味がない人だったら車を持たなくなるのも当然な気がします。
さらにこの金額に、趣味のために古い車を所有する人に喧嘩を売るような割増制度が追討ちをかけます。
「旧車=悪」旧車割増制度について
自動車税には、通常の税額の他に旧車割増というものもあり、これは、初年度登録から13年を経過した車については税額を15%上乗せするものです。
要するに、環境対策の整った新しい車にどんどん乗り換えていきましょうね。ということなのですが、ものすごくシンプルな話乗りたくない車にお金払えますか？
私はできません。
結局のところ販売台数を増やして利益を増やしたい自動車メーカーと消費を増やして経済を回したい国が結託して出来上がった悪しき制度だとしか思えません。
買う人も本当に好きな車だから買いたいのではなく税金が安いからとりあえず買う、作る方も「環境に良い車で税金が安くなるからお買い得」をキーワードに購入者の需要に間に合わせたようなテンプレートのような車を作る。
消費税増税反対も是非とも実現してほしいものですが、それ以上にこの自動車を所有することに対する税制も何とかしてほしいですね。
公約に「自動車税軽減」とか「旧車割増廃止」とか掲げてくれる政治家さんいませんかね。いたら自分は必ず投票すると思います。笑
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