「子どもができてもスポーツカーに乗り続けたい」そんなわがままが通るとしたら
ファミリーカーとして家族の役に立たなければいけないのは言うまでもありません。
家族の役に立つためには、チャイルドシートを取り付けられることは必須条件でしょう。
でも一般的な車よりも後部座席などのスペースが少ないスポーツカーに取り付けられる
チャイルドシートはなかなか少ないです。
今回は自身もR33スカイライン GT-Rにチャイルドシートを乗せた経験を交えて
スポーツカーにオススメなチャイルドシートについてご紹介いたします。
スポーツカーにチャイルドシートを取り付けることの難しさ
スポーツカーの後部座席は、ミニバンやセダンタイプの車と比べて狭くなっております。
また、2ドアタイプの車ですと、前列のシートを倒した隙間からチャイルドシートを入れなければならないので、かなり取り付けづらくなります。
そこへチャイルドシートを取り付けると、いくつか使い勝手の悪い点が出てきます。
・スペースにゆとりがないので、乗せたり降ろしたりがつらい
・年式によってはISOFIX対応していないので3点式が必須になる
・シートの形状が特殊でチャイルドシートがうまく固定できない
・天井が近いため圧迫感を感じる場合がある
このように、スポーツカーにチャイルドシートただ乗せただけではうまくいかないこともあり
せっかく高いお金を出したのに無駄になってしまう可能性もあります。
家族になるべくストレスを与えずに乗ってもらうためにも、チャイルドシート選びはとても重要です。
どんなものが良いか、私なりにポイントをまとめてみました。
チャイルドシート選びを失敗しないためのポイント
自分の車の寸法を理解する
まずは自分の車の大きさを確認しましょう。室内の広さは勿論ですが、シートの座面の幅、高さ、前席までの間隔など、スペースに余裕がないスポーツカーは、一般の車と違って何でも取り付けられるわけではないので、特に注意していきましょう。
適合表でサイズを確認する
自分の車のサイズを確認したら次はチャイルドシートのサイズを確認して候補を絞りましょう。
チャイルドシートも様々で、新生児から少し大きくなった子向けや、比較的シンプルなデザインからガッチリホールドする大きなものまでいろいろあります。
その中でも、スポーツカーに取り付けられるものは限られてきますので、適合表などを使ってサイズして候補を絞りましょう。
主要メーカーの適合表
・アプリカ
・エールベベ(カーメイト)
・カトージ
・グレコ
・コンビ
・サイベックス
・ストッケ・ベビーゼン
・ブリタックスレーマー
・マキシコシ
・リーマン
・レカロ
実際に見てみる
車内のスペースを確認したり、適合表で製品の大きさを確認しても座席の微妙な凹凸に引っかかって結局入れられない。
なんてこともあったりしますのでそうならないためにも実物を見ておくことが大切です。
対応してるお店がかなり少ないですが、実際に車の座席に試着できるようなことがあれば是非使わせてもらいましょう。
薄くてコンパクトなチャイルドシートを使う
スポーツカーの後部座席にチャイルドシートを取り付ける時の1番の悩みは、スペースが少ないことです。
そこでおすすめなのが、コンビ クルムーヴスマート エッグショック simplightです。
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クルムーヴスマート エッグショック simplight は、0歳児から使える回転するタイプながら比較的コンパクトで、スポーツカーでもちゃんと後部座席のある車だったら載せることができます。
私も日産 R33 スカイラインGT-R で使っておりますが、このチャイルドシートは日よけが付いている
0歳児から使えるタイプのチャイルドシートの中でも比較的コンパクトなサイズで、特に奥行きがアップリカ等の他社の同じタイプのものが前向き時で60〜70cm程度に対して、52.6cmとかなりスリムになっており、2ドアのため助手席を倒した隙間からシートを通すことになるのですが、この隙間にも無理なく通すことができました。
ISOFIXではなく3点固定のタイプなので、取付スペースも最小限に抑えられます。
さらにこの限られたスペースの中で回転、リクライニングもできるので大変便利です。
長年自分の乗ってきた車を「子どもができたから」という理由で手放すことは簡単なことではありません。
大好きな車の良さを家族にも知ってもらうためにも、ファミリーカーとして利用できることはとても大事です。
ピッタリな一台を見つけられるように、いろいろ試していきましょう。
今回はスポーツカーでも取り付けられるチャイルドシートについてご紹介してきましたが
この他にもスポーツカーがファミリーカーとして使い続けるには?というテーマについてご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
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