ブレーキフルード交換
R33GT-Rのブレーキフルードを入れる場所は、ボンネットを正面に見てやや左側のこの箇所。
オイルはDOT4を使用
「ゴールデンクルーザーDOT4」
価格は1,600円
古くなったオイルを取り出すために園芸用のホースを購入。
本当に細い直径0.5センチくらいでOK、できれば耐油仕様だと好ましい。
手順
まず、ブレーキパッド上部にキャップがあるのでそこを外して先ほど買ってきたホースを差し込みます。
差し込んだらホースの先を500mのペットボトルか何かにつないで先ほどのキャップのさらに下にあるスクリューナット?を緩めます。
使用したレンチは11ミリを使用
ナットを緩めた状態でブレーキを何度か踏むとブレーキパッドから古くなったオイルが出てきます。
この時ボンネット側の注油口が空にならないように注意。
エアーが混入してブレーキが正常に作動しなくなる等のトラブルの原因になります。
上記の作業を4輪同じように繰り返す。
作業はブレーキを踏む人、オイルを注ぎ足す人で二人は必要です。
汚れたオイル、かなり汚くなっているのがわかる。
最後にエアが混入しないようにするために、ブレーキパッド側のナットを締めて小刻みに20回くらい踏んだらそのまま踏みっぱなしの状態でブレーキパッド側のナットを緩めます。
ブレーキペダルを踏みながらオイルを交換しているため、正確な量は不明ですがだいたい1リットルくらいオイルを使いました。
これを4~5回繰り返してエアーが混入していないことを確認。
この作業も4輪すべて行います。
すべて完了し、エアが混入してないことが確認できたら作業終了。
クラッチフルード交換
次はクラッチフルード、オイルは先ほどのオイルをそのまま使います。
ボンネット中央の一番奥にあるこちらが注油口
手順は先ほどのクラッチ交換とほとんど同じです。
下からドレンボルトを緩める必要があるためジャッキアップします。
下のドレンボルトから先ほどと同様にクラッチペダルを踏み排油を行いながら新しいオイルを注油します。
ここで気づいたことですが、ドレンボルトを緩めたクラッチは全く反発力がなく、手で戻さないと元の位置に帰ってきません。
油圧の力ってすごいですね~
オイルの入れ替えが終わったら、先ほどのブレーキフルードと同様にエアが混入しないための作業を行います。
こちらも4~5回ほど行って問題なければ終了です。
ブレーキフルードは毎回使うたびに高温になるブレーキの温度に耐えつつ制動力を保つために非常に重要なオイルです。一度沸点を超えてしまったオイルは性能が非常に落ち、制動力の低下を引き起こします。スポーツ走行をやる方は、よりこまめに交換することをお勧めします。
クラッチフルードも同様に古くなってくると潤滑作用がなくなり、クラッチすべりの原因にもつながります。
こまめな交換で安心カーライフを楽しみましょう!
そんなフルード交換も今回はオイル代1,600円で納まりました!笑
おそらく修理屋さんなどでやると5,000円以上は行くのではないでしょうか。
確かにGT-Rは高価で維持費もかかる車ですが、全く庶民の楽しめないレベルの車ではないことを皆さんに発信していければと思います。
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