スカイラインGT-Rの維持費って年間いくらするの?
必要以上にお金をかけることは避けたい
このような疑問を持つ方へスカイラインGT-Rの維持費や、少しでもお得に維持できる方法についてまとめてみました。
税金
自動車を所有していることに対して毎年発生する自動車税の税額について一覧表にまとめてみました。
総排気量 | 税額(円) | 旧車割増適用後の税額(円)※ |
1.0L以下 | 29,500 | 33,900 |
1.0L超 1.5L以下 | 34,500 | 40,000 |
1.5L超 2.0L以下 | 39,500 | 45,400 |
2.0L超 2.5L以下 | 45,000 | 51,750 |
2.5L超 3.0L以下 | 51,000 | 58,600 |
3.0L超 3.5L以下 | 58,000 | 66,700 |
3.5L超 4.0L以下 | 66,500 | 76,400 |
4.0L超 4.5L以下 | 76,500 | 88,000 |
4.5L超 6.0L以下 | 88,000 | 101,200 |
6.0L超 | 111,000 | 127,500 |
それぞれ、自動車税が約15%、軽自動車の場合は約20%高くなります。
なおハイブリッド車はこの重課の対象外です。
スカイラインGT-Rは排気量が2.6Lあり、2.5L超 3.0L以下に該当します。
さらに一番新しいR34の最終型でも新規登録から13年以上経過している為、全てのモデルで自動車税は58,600円になります。
車を所有すると1年ごとに自動車税、2年に1度車検があり、そのタイミングでも自動車税とそれに加えて
重量税が発生します。
購入時に車検を通した場合、2年間の間に必ずかかる法定費用についてまとめてみました。
自動車税 | 117,200円 | ※1年毎に発生58,600円/年 |
重量税 | 32,800円 | |
自賠責保険 | 17,650円 | |
印紙代 | 1,800円 | |
合計 | 169,450円 |
上記金額は走った距離などにかかわらず、車検を通すためには必ず発生します。
この他にも走るためには燃料代、駐車場を借りる場合は駐車場代、車をローンで購入した場合はその支払いが発生します。
そんな車を20代の頃に買った私は初期の頃かなりお金の面で苦労しました。同時にこの車を楽しく乗るためには何をするべきかを学ぶきっかけを得ることができました。
今回はスカイラインGT-Rに限らずこれからスポーツカーやラグジュアリーカーなど普通じゃない車を買う人普通の人がどの出費を削り、逆にどの出費は増やすべきかということについて、自身の経験を踏まえてご紹介させていただきたいと思います。
自動車税延滞金の仕組み
毎年5月頃に自動車税の納付書が送られてきます。
この納付書が送られてくる時期というのも新年度やらゴールデンウィークやらで絶妙にお金のない時期にきますよね
何とかボーナスの時期に支払えないかといろいろ調べたところ、自動車税延滞金の仕組みについて理解しました。
1,000円未満は切捨て
まず、延滞金の加算率は下記の通りになります。
納期限の翌日から1ヵ月間・・・・2.4%
納期限の翌日から2ヵ月目以降・・・・8.7%
次に上記を踏まえて例えば
1.5㍑超2.0㍑以下(39,500円)の自家用車で100日間延滞してしまった場合の計算が下記になります。
39,500円(39,500円×30日×2.4%÷365日)+(39,500円×100日×8.7%÷365日)=約737円
ということで約737円の延滞金が加算されると思われますが、この時点では延滞金は0円です。
実際に支払いが発生するのはこの延滞金が1,000円を超えてからで、以降の加算額も100円未満は切り捨てになります。
上記につき、支払期日後100日経過した時点では延滞金は発生しません。(納付先の都道府県に関わらず一律の対応しているかまではわかりません)
いつまでこの手が通用するかもわかりませんが、筆者も以前うっかり納付を失念してしまいましたが、期限超過してから何日か経ってもコンビニ払いが普通にできたことに首をかしげたものです。
燃料代
燃費については、自身の経験上リッター5-6kmくらいだったのでこちらの燃費で計算します。
以下の表は、ハイオク車が年間10000km走る場合の燃料代総額と、1ヶ月あたりにかかる燃料代を示しています。
燃費はリッターあたり5-6kmとしています。また、ハイオクの価格はリッターあたり160円と仮定します。
燃費 (km/L) | 年間走行距離 (km) | 消費燃料 (L) | 燃料代 (円) | 月額燃料代 (円) |
5 | 10000 | 2000 | 320,000 | 26,667 |
6 | 10000 | 1667 | 266,720 | 22,227 |
計算方法
- 消費燃料 (L) = 年間走行距離 (km) / 燃費 (km/L)
- 燃料代 (円) = 消費燃料 (L) × ハイオクの価格 (円/L)
- 月額燃料代 (円) = 燃料代 (円) / 12
この表を基に、ハイオク車の月額燃料代の目安を確認できます。
したがって、燃費がリッター5-6kmの車が年間10,000km走行した場合、1年間の燃料代はおよそ266,720円から320,000円となります。
メンテナンス
スカイラインGT-Rは一番新しいR34モデルでもすでに20年以上経過しており
所有している間に故障等が発生するリスクも少なくありません。
運が良ければノートラブルでこれることもありますが、予期せぬトラブルに見舞われることもあります。
そんな時の修理代は少額で済むものあれば思わぬ高額な出費に発展することも・・・
日頃からそうなったときのために少しでも資金を貯金できるように心がけましょう。
ここで、筆者が出くわした不具合やその時の対処について少しご紹介いたします。
暖房が出なくなる
ある年の真冬のことでした。
暖房を入れていたのですが車内が全然暖まらない。
設定温度をどれだけ高く設定しても冷風が吹いてくる。
エンジンを掛け直してみても暖機運転をしっかりしてからエアコンを作動させてみても結果は変わらず
Google先生にお世話になりました。
結果、エアミックスアクチュエーターという部品が作動しなくなることで冷暖房の切り替えができなくなったことが原因だとわかりました。
調べてみた限りではパーツの交換をすれば改善する症状だったので自分で交換して直せました。
「直せました」と簡単に言いましたが作業自体はかなり難航しました・・・
というのもエアミックスアクチュエーターは、運転席下クラッチペダルのさらに左側のセンターコンソールとの隙間のようなところにあり、私は運転席から逆さまになってペダルのところに頭を突っ込む格好で作業することになりました笑
エンジンが吹けなくなる
本当に突然起きたのですが、ある時エンジンをかけて走り出そうとしているときに急にエンジンが止まりました。
その後も何度か始動してみるも、しばらくすると回転が不規則になりエンジンが止まるという状況になりました。
調べてみるとエアフロセンサーの不調が濃厚だろうということで、早速エアクリーナーを取り外してエアフロセンサーのセンサー部分をエアブラシで拭いて埃等を取り除くと解消しました。
ただ、一度不調を起こしたパーツをそのまま使い続けるのも怖かったので、ネットでエアフロセンサーを購入して交換しました。
バッテリー交換
知らない人が1番驚くことだと思いますが、BCNR33のバッテリーはトランク側にあります。
それもトランクの内張とタワーバーを外した内側にあるため、初見の場合ほぼ見つけることは難しいでしょう。
しかもいろいろパーツを外さなければならないので
1番最初某大手カー用品店で交換した時は作業工賃だけで15,000円くらい取られました。
最初はGSユアサのスカイラインGT-R専用バッテリーを使っていました。
こちらでも十分良いと思うのですが、より電池の持ちが良いものがないかと探したところ
パナソニックカオスバッテリーにたどり着きました。
その他
上記以外にもこれまで乗ってきた中で発生した大掛かりな工事について、覚えている限りでまとめてみましたので
こちらもご覧ください。
タイヤ交換 | 約20万円 |
サスペンション一式交換 | 約40万円 |
クラッチ一式交換 | 約30万円 |
この他にも車検の時にまとめてパーツの刷新等を行っているので、ざっくりとした感覚値ですが年間30〜50万円程の貯金が作れるようにやりくりするのが1番理想的です。
家族ができたらそんな簡単に借金なんか作れませんからね
まとめ
今回はスカイラインGT-Rの維持費についてご紹介しました。
1.走らなくても持ち続けると必ずかかる法定費用、年間約8万円
2.年間走行した場合燃料代約28万円〜約34万円
3.個体差はあるがメンテナンス代として約30万円〜50万円
これだけの金額が維持費として必要になってきます。
特に1.については必ず発生します。月額に直すと7,000円弱の金額になりますので
このラインは毎月積み立てられるように生活費を見直していきましょう。
欲しい車を少しでも安く購入する方法
購入時期で選ぶ
会社の会計年度の締めが異なる場合もあるので一概には言えませんが
多くの自動車販売店は、売上を稼ぐために決算月の(例3月)と半期決算月(例9月)に販売価格を安くする傾向にあります。
各自動車販売店は決算月までの目標売上台数が決められているため、販売価格を安くしてでも購入件数を増やさなければならないためです。
購入者側は決算月と半期決算月を狙って車の購入を検討すると、他の月に比べ車を安く手に入れやすい可能性があります。
利率の低いローンを組む
欲しい車を安く手に入れるためには、月々の支払額を抑えることが重要です。
ローンを組んで車を購入する場合、商品の利率や返済期間によって支払総額が大きく変わります。
車の購入を急いでいる等の事情がない限り、銀行のマイカーローンがお勧めです。
銀行のマイカーローンは審査の書類や時間はかかりますが、自動車販売店で提携しているローンより
利率が低く月々の支払いや支払い総額を抑えることができます。
一般的な銀行ローンで1.2%~4%、自動車販売店の提携ローンだと3.5~9%と言われております。
例えば、200万円5年間借入れた場合
銀行ローン1.2%だと→月額返済額:34,359円、返済総額:2,061,570円
自動車販売店のローン9%だと→月額返済額:41,516円、返済総額:2,490,979円
月額返済額で7,157円、返済総額では429,409円も差が出てしまいます。
40万も差が出てくると、例えば標準グレードで我慢してたものが上級グレードにできたりしますね
販売店の営業マンの言うことを鵜呑みにせず、自分に最適なローンを賢く選ぶことも、車を安く買うポイントのひとつです。
今持っている車を高く売る
現在車をお持ちで、その車を売って新しく車を購入される方
次の車をお得に手に入れるためには、今の車がどれだけ高く売れるかが重要になってきます。
車を清潔に保つ: 車をきれいにし、内外装を整備して、良い印象を与えます。外装や内装の傷や汚れを修復することも大切です。
定期的なメンテナンスを行う: 車の定期的なメンテナンスを行い、記録を保存します。メンテナンス履歴が整っている車は、より高く売れる可能性が高いです。
市場調査を行う: 同様の車の相場価格を調査し、自分の車の価値を正確に把握します。
オンラインの販売プラットフォームを利用する: オンラインの販売プラットフォームや自動車販売サイトを活用して、広く販売を宣伝します。
交渉の準備をする: 買い手との交渉に備えて、車の良い点や価値を強調し、交渉の余地を持たせます。
信頼できる買取業者を利用する
車を高く売るためには、信頼できる買取業者やディーラーを見つけることが重要です。複数の買取業者から見積もりを取り、競争させることも有効です。
これらの戦略を組み合わせることで、車をより高く売ることができるでしょう。
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